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22才の別れ

「22才の別れ」って、確か
「風」ってグループの曲じゃないの?

・・・そうです。・・・
「かぐや姫」解散後に
正やんこと伊勢正三が、
「猫」の大久保一久と「風」を結成し、
デビュー曲としたのが、
「22才の別れ」です。

なかなかのヒットでしたが、
元々、かぐや姫時代から
歌っていた曲なんですよね。
本人の作詞作曲で、
ボーカルも執っていたから
いいんだけれど、
新しいグループ結成としては、
何か無難な滑り出しって感じでした。

ファンの間でも、
とても評判の良い曲だったので、
世に知らしめた。・・・
ということでは良かったのかも、・・
・・・ですね。

考えてみるとかぐや姫のシングル曲は、
こうせつのボーカルでしたからね。
グループ名だって、当初は
「南こうせつとかぐや姫」
だったんですよね。

当時はボーカル或いはリーダーと何々
って言うグループ名が流行りでしたね。

「はしだのりひことシューベルツ」
「上條恒彦と六文銭」
「山本コウタローとウイークエンド」
・・・
「ジャッキー吉川とブルーコメッツ」
「内山田洋とクールファイブ」
「鶴岡雅義と東京ロマンチカ」・・・

&も入れると・・・
「もんた&ブラザーズ」
「シーナ&ロケッツ」
「ペドロ&カプリシャス」等々・・・

「なごり雪」って言ったら?
「イルカ」の大ヒット曲ですよね。
この曲も正やんの曲で、
かぐや姫時代から歌っています。

「置手紙」・・・
なんていい曲もあるんですよね。
正やんは、別れの曲が得意でしたね。
2021.01.21


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にじゅうよいろのクレパス

70年代前半、拓郎、陽水の人気は
凄かったけれど、
このグループも人気がありましたね。
中学生の頃、
特にこのライブ盤は良く聴きました。

中学生になると、はしかに罹った様に、
みんなギターを弾きだすんですね。
・・・女の子にモテたくて・・・。
私も兄のフォークギターを借りて
始めました。
最近は「アコギ」って言うんですね。
当時、ユーミンが出て来るまでは、
フォークソングって言われてました。

中でもこのグループは、
あまり難しいコード進行を使わず、
親しみやすいメロディーで、
初心者にとっては
コピーし易いヒット曲がありました。

メッセージ性は無く、私小説的な
ストーリーのある歌が特徴で、
「四畳半フォーク」
なんていわれてました。
歌詞には「三畳一間」・・・
なんてあるんですけどね・・・

「神田川」「妹」「22才の別れ」・・
当時、ギターを初めた方は、このあたり
コピーしたんじゃないですかね?

ギターはね~・・・。
キーがCやG、AmやEmだと
押さえにくいコードが無くて、
弾きやすいんだけど・・・
Fのキーですよね・・・。
コードもFやBmまでは
音になるんだけど、
B♭が押さえられなくて・・・。
・・・カポタストで逃げちゃうんです。
挫折した人は、
みんなこんな感じじゃないですかね?

今年もあと残すところ
一週間ほどですね。
紅白は観ますか?
「香水」って曲は、香水の商品名が
出て来るけど、
そのまま歌われるらしいですね。
替えようが無いからでしょうが・・・

NHKは公共放送なので、
商品の宣伝になる歌詞は
問題になるんですが、
最近は甘い様です。

山口百恵ちゃんの
「プレイバックpart2」の
「真っ赤なポルシェ」も問題となり、
歌番組で「真っ赤なクルマ」
と歌うのを見て、拍子抜けというか、
とても違和感があったのを
覚えています。
イメージが全然違っちゃうし、
そりゃないでしょ・・・。
紅白本番では「ポルシェ」と
歌ったらしいですが・・・。

このグループの大ヒット曲、
「神田川」で出演のオファーが
あったらしいのですが、
歌詞中の「クレパス」が問題となり、
「クレヨン」に替えて歌うよう
要請されたらしく、
呑めずに辞退したとの事・・・。

クレパスなんて
クレヨンの別の言い方だし、
たった2文字の変更で丁度いいから
出ればよかったのに・・・
なんて私は思ったけれど、
違う物らしいです。
歌詞にこだわってたんですね。
・・・って言うか
要請自体への反骨心でしょうね。
2020.12.23