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水素サロン 音楽

詩人

「氷の世界」がきっかけとなり、
小遣いを貯めては
レコードを買うようになった私。
次のアルバム「二色の独楽」も
よく聴きました。

この2枚のアルバムは、
当時では珍しかった海外録音です。
録音技術もそうですが、
何と言ってもミュージシャンの
演奏レベルが違いました。
最初に聴いたこの2枚が
その後の音楽の嗜好に影響を与えました。

当時はインターネットなど在りません
から、検索したり、動画を見たり、
配信も在りません。
テレビは歌謡曲、
せいぜい深夜ラジオか音楽雑誌くらいしか
情報が有りませんでした。
まだ中学生でしたから、
それさえも、好きなようには
行かないわけです。
情報と言えば、
このアルバム2枚のジャケットに書かれた
参加ミュージシャンくらいでした。

「氷の世界」に「白い一日」
(小椋佳作詞、井上陽水作曲)
という曲が収められています。

次に買ったのは、
やはり海外録音で、
アレンジャーも陽水と同じ星勝さん、
小椋佳の「夢追い人」でした。

古くからのファンには、
らしくないと不評だったらしいですが、
初めて買ったせいも
あるかもしれませんが、
私はこのアルバムが一番好きです。

陽水も作詞の評価が高い人ですが、
この人も詩人です。
2020.07.18